2025.09.08
【社内事例紹介】身近な行動から広がる社会貢献──ペットボトルキャップ回収の取り組み
近年、環境問題や社会課題の解決に向けた「小さな一歩」の積み重ねが、企業においても強く求められています。当社でもサステナブルな活動の一環として、社員一人ひとりが取り組みやすい工夫を進めています。今回は、本社で新たにスタートした「ペットボトルキャップ回収」の活動に焦点をあて、その背景や進め方、そして社員の思いをご紹介します。背景・きっかけ
この取り組みが本格的に始まったのは、2025年8月15日のこと。新本社内にキャップ回収ボックスを設置し、社員へ呼びかけを行いました。準備段階では6月末から寄付先の状況確認や関係各所への許可取りを行い、丁寧に体制を整えてきました。かつて当社でも同様の回収活動を実施していましたが、寄付先の状況により一時中断していた過去があります。そうした経験を踏まえ、今回は「誰にでもできる身近な社会貢献」として改めて復活させることになりました。

具体的な取り組み
回収したキャップは、姫路本社のゴミ回収を担当している「姫路環境開発株式会社」に引き渡し、ワクチン寄付につなげてもらいます。同社はSDGsの一環としてペットボトルキャップのリサイクルを推進しており、確かな連携先を得られたことも今回の再開に大きな後押しとなりました。設置後は社員の反応も良く、すぐに多くの方が利用を開始。毎週金曜日に回収を行い、初回の8月22日には142個、翌週の8月29日には217個と順調に集まりました。さらに3週目の9月5日には285個と、回を重ねるごとに数が増えています。約800個で一人分のワクチンになりますが、開始からわずか数週間でその数に手が届きそうな勢いです。社員一人ひとりの小さな行動が大きな成果につながり、社会貢献の輪が確実に広がっています。

社員の姿勢と想い
社員の多くは家庭からもキャップを持参しており、社会貢献や環境配慮への意識の高さがうかがえます。担当者は「皆さんが当たり前のようにキャップをきれいに洗ってから回収ボックスに入れてくれるのが嬉しい」と語ります。こうした一人ひとりの自然な行動が、エコリング社員らしさを象徴しています。
今後の展望
担当者は「ほんの少しの意識で誰でも取り組める活動なので、これからもずっと継続していきたい」と語ります。将来的には各拠点や店舗にもキャップ回収ボックスを設置し、より多くの寄付につなげたいという展望もあります。活動の輪が広がることで、社会への貢献もさらに大きくなっていくことでしょう。
まとめ
ペットボトルキャップ回収は、社員一人ひとりの小さな行動が社会貢献へとつながる活動です。当社は今後も継続と拡大を進めながら、持続可能な未来づくりに取り組んでいきます。共にサステナブルな社会を目指す企業・団体の皆さまと協力し、さらなる社会的価値を生み出せれば幸いです。関連ニュースはこちら
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