2025.04.30
相生湾自然再生学習会議様の相生湾海岸清掃に参加しました
2025年4月26日(土) 14:00~16:00に相生湾自然再生学習会議様が開催された相生湾海岸清掃活動へ参加いたしました。本取り組みは相生湾に流入する佐方川河口や鰯浜海岸・那波港・かずら島の漂着したごみを回収する清掃活動です。
相生湾自然再生学習会議様の取り組みについて
相生湾自然再生学習会議は、相生湾の自然環境を守り、再生することを目的に活動されている団体です。
今回の活動は、海岸の底質調査および清掃を中心とした取り組みでした。
当日は、3組に分かれて清掃を実施いたしました。
私が担当した場所は、はりまシーサイドロード沿いにある波打ち際付近でした。

現地の状況
清掃を始める前の海岸には、至るところにゴミが散乱していました。遠くからでも目に付く大きなごみも多く見受けられました。
主催者様からお話を伺ったところ、これらのごみは満潮時に流れついたものであり、塩の干満によって日々変化するとのことでした。定期的な清掃活動を通じて、これ以上の海洋ゴミの増加を防ごうと、強い意志を持って取り組まれていました。

清掃開始
清掃を始めると、牡蠣の養殖に使用される発泡スチロール製の浮きや、海岸での飲食後に捨てられた空き缶・酒瓶などが非常に多く流れ着いていました。
発泡スチロールはやがてマイクロプラスチックとなり、海洋生物の体内に入り込み、最終的に人間の健康にも影響を与える可能性があります。
また割れた酒瓶は海岸で遊ぶ方々が怪我される原因にもなり得ます。


開始から1時間も経たないうちに、ごみ袋が足りなくなるほどの大量のごみを回収することができました。
清掃前と清掃後の比較
約1時間30分の清掃活動により、目に見えて景観が改善されました。

↑清掃前の景観 清掃後の景観↑
回収されたごみの内容
すべての場所での清掃を終えた後、回収したごみを一箇所に集めました。
活動を終えて達成感があった一方、これほど多くのごみが海岸に漂着していたことを目の当たりにし、複雑な思いにもなりました。

中には、ブラウン管テレビや家庭用の木柵など、まさか海岸に流れ着くとは思えないような大型ごみも含まれており、驚かされました。

海は繋がっており、海洋ごみの問題は常に発生しています。
今回の清掃活動を通じ、私たち一人ひとりが「これ以上海を汚さない」という意識を持つことの大切さを、改めて実感いたしました。
エコリングの社会貢献の取り組み
エコリングは、リユース・リサイクル活動を通じてCO2排出抑制に取り組んでおります。
今回の清掃活動に参加して、環境保全活動の大切さを改めて実感いたしました。エコリングは、今後も相生湾の再生活動と連携し、より多くの方々と共に環境保全に取り組む機会を創出してまいります。
環境保全活動に興味をお持ちの方や、エコリングの取り組みにご関心のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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