株式会社エコリング

2025.12.05

エコリング GHGプロトコルに基づく2024年度のGHG排出量を算定

株式会社エコリング(本社:兵庫県姫路市、代表取締役:川端 宏、以下「エコリング」)は、2024年度(2024年1月~12月)の温室効果ガス(GHG)排出量を、 GHGプロトコルに基づき算定しましたのでお知らせいたします。
算定結果の詳細は、下記のとおりです。

▼CO₂排出量レポート(2024年1月〜12月)


■2024年度 GHG排出量(概要)

算定期間:2024年1月~12月
2024年度の総排出量は 121,766 t-CO2e となりました。
内訳は次の通りです。

〈スコープ別排出量〉
・スコープ1(直接排出)       :55.4 t-CO₂e
・スコープ2(間接排出)       :599 t-CO₂e ※ロケーションベース
・スコープ3(その他間接排出):121,112 t-CO₂e

〈スコープ3主要カテゴリ内訳〉
➀ カテゴリ1 購入           :80,002 t-CO₂e(66.1%)
➁ カテゴリ11 製品使用   :31,250 t-CO₂e(25.8%)
➂ カテゴリ2 資本財        :3,787 t-CO₂e(3.13%)
④ カテゴリ4 輸送・上流  :3,364 t-CO₂e(2.78%)
➄ カテゴリ9 輸送・下流  :1,155 t-CO₂e(0.95%)

本算定結果は、当社の事業活動におけるGHG排出量の現状把握と、今後の削減計画立案に向けた重要な基礎データとして活用してまいります。


■算定方法に関する注釈

本算定はGHGプロトコルのガイドラインに準拠し、以下の前提条件にて算定を行っています。

※1 スコープ1-2
本社・事務所、物流倉庫、直営店舗におけるガソリン、ガス、電気、水道の使用(使用量/料金)をもとに算出。

※2 スコープ3 カテゴリ1(購入)
・購入/サービスの利用:備品購入費や各種サービスの利用料をもとに算出
・仕入れ:エコリングがお買取りした商品の点数および販売金額をもとに算出。

※3 スコープ3 カテゴリ4(輸送・上流)
エコリングにおいて発生している物流(陸/海/空)の費用をもとに算出。

※2 スコープ3 カテゴリ7(従業員の通勤)
大都市(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌)および中都市(大都市以外)での通勤が想定される従業員数をもとに算出。

※3 スコープ3 カテゴリ9(輸送・下流)
・国内輸送:毎月のオークションで販売された商品量(点数)から、発生した活動量(4tトラックを使用した物流を想定)を算出。
・海外輸送:毎月の貿易商材輸出量(40ftハイキューブコンテナ換算)から、各海外店舗においてエンドユーザーに販売した量を特定。その販売において発生した活動量(一般的な自家用車による来店を想定)を算出。

※4 スコープ3 カテゴリ11(商品使用)
エコリングの家電買取品目のうち上位5種(掃除機、スピーカー、テレビ、ドライヤー、炊飯器)の年間使用において発生する排出量の平均値 × 中古家電の平均残存耐用年数(3年)× 家電製品全般の販売個数により算出。


■エコリングがGHG算定に取り組む想い

エコリングは、サーキュラーエコノミー推進企業として、リユース事業を通じた環境負荷低減をより確かなものとするため、GHG排出量の可視化を重要な責務と捉えています。

特に、事業特性上影響が大きいスコープ3の排出量を正面から捉え、算定手法を継続的に改善しながら削減につながるアクションを検討することは、企業としての責任であると同時に、リユースの価値を社会に届けるための重要なプロセスだと考えています。

今後もエコリングは、正確なGHG排出量の把握と責任ある削減行動を通じ、企業の社会的・環境的価値向上に努めて参ります。


■エコリングについて

 

エコリングは、「価値を見出す使命共同体」として、ブランド品・貴金属から日用品・趣味道具・骨董品まで幅広い商品をリユースへとつなげる「なんでも買取」を全国約300店舗で展開しています。
また、業界最大級の自社B to Bオークション(ブランド品市・道具市・骨董市など)の運営と、タイをはじめとするアジア諸国での販売により、お買取りした商品を可能な限りすべて次に使っていただける方へと届ける取り組みを行っています。

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